2025/05/26 10:56


こんにちは!今日は、花の出荷や販売のときによく使われる「フラワー袋」についてご紹介します。

普段はなかなか目にすることのない資材かもしれませんが、実はお花の現場ではとっても大切な“縁の下の力持ち”。
今回はこのフラワー袋について、基本的なサイズや形、素材などをわかりやすくまとめてみました🌼




フラワー袋ってどんなもの?

フラワー袋は、切り花を包むための透明な筒状の袋です。
花農家さんが出荷時に使ったり、お花屋さんがそのまま店頭に並べたりする時にも使われています。

いわゆる「ラッピング用の袋」とは違って、実用性が重視された業務用の袋なんです。




サイズは?いろんな花に合わせられるように展開されています

フラワー袋にはたくさんのサイズがあります。
たとえば…

  • 短めの30cm前後の袋はスプレー菊や小花用

  • 長めの50cm以上の袋は百合やグラジオラスなどに

花の種類や出荷形態に合わせて、ぴったりサイズが選べるようになっているんです。




口元の形は「直線」か「波型」

フラワー袋の開き口は、以下の2タイプが基本です:

  • 直線カット:シンプルで無駄がない

  • 波型カット:やさしく見えるデザインで店頭でも映える

オリジナルカットは基本的にオーダー対応になります。




色は透明が基本です

フラワー袋はほとんどが無色透明
中のお花の色や形がしっかり見えるようになっています。

お花の印象を邪魔しない、そしてどんな花にも合うのが無色透明の良さなんですね。




素材はOPP(ポリプロピレン)

フラワー袋に使われている素材は**OPP(ポリプロピレン)**という薄くてツヤのあるフィルムです。

  • 透明度が高い

  • 水にも強い

  • 軽くて扱いやすい

と、出荷や販売の現場にとってはありがたい素材なんです。




ミシン目があるタイプ・ないタイプの2種類

フラワー袋には、こんな仕様の違いもあります:

種類特徴
ミシン目あり1枚ずつめくって取れる。作業が早い◎
ミシン目なし1枚ずつバラで取り出せる。必要な分だけ使いたい方に

作業スタイルや出荷量によって選ばれています。



まとめ|フラワー袋はお花の「守り役」

お花をきれいなまま届けるために、フラワー袋は欠かせない存在です。
ラッピングほど目立たないけれど、お花の魅力をちゃんと伝えるための大切な資材

花農家さんやお花屋さんにとっては、まさに毎日の必需品ですね。